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  スポーツトレーナー櫻井優司TOP >> 講演会 >> 高校での講演 >> 校庭

 ○校庭

  環境を考える

  ちょっと本題からずれるかもしれませんけれども、
  今、成城学園は土のグラウンドです。
  ところが周り近所の風が吹くとほこりが舞う、ふとんが干せないという苦情がある。


  実は学芸大学の武蔵野キャンパスも土のグラウンドなんですが、
  周りに住宅地があって、非常に苦情が多かった。


  で、どうなったかというと、東京サッカークラブだったか、どこかのプロサッカーチームが、
  そこのグラウンドを2億円かけて人工芝に変えました。


  それで、そこのグラウンドを使わせた、ひいては自由に出入りして結構ですよ、
  ほかのチームもやっていいですよというので、学校の校庭を全部売ってしまったんです。そういうことが今行われています。


  そうすると、子供たちが人工芝で走るとどうなるかというと、人工芝はクッションがついています。
  クッションがついているということは、ひざや足首の関節に非常に柔らかいんです。
  すると、むこうずねだけが伸びた子供ができます。


  最近の子供は、向こうずねの比率が非常に高くて、腰の位置が非常に高いです。
  どうなるかというと、ひざ関節、足首関節の障害、弊害、怪我が非常に多く発生します。


  なぜか。
  こういうグラウンドで滑る、ザッザッザッと滑ることが筋力をつくるエネルギーなんです。
  ところが、ギュッととまってしまうから、筋力をつくらないんです。


  つくらなければ、そこにエネルギーがいったときに成長しちゃうんです。
  そうすると、ひざ関節や足関節の弱い子になってしまいます。


  そして高校、大学で何かスポーツを始めたときに、
  まず一番最初に起きるのは、「先生、ひざが痛い。走るとひざがカクカクするんだよね」。
  それはそうです。


  今までギュッととまってしまう地面にいた子供が
  ザッザッザッと流れる土のグラウンドに来たら、
  筋力がないところで一生懸命筋力を踏ん張るから、
  ひざの障害が発生してしまいます。


  そういう子供たちとどうやって付き合ったらいいか。
  簡単な歩行運動、歩く運動から始めなければいけないんです。
  最近の歩いている様子を見てごらんなさい。


  非常にだらしのない歩き方です。
  かかと、足の裏が見えない歩き方をしている人がほとんどです。
  こういう歩き方を、通学、通勤途中に皆さんされているんです。


  ほとんど足が持ち上がっていないです。
  元気な方、あるいは能力のある方というのは、靴の裏が見えます。


  あるいはひざが曲がります。
  元気のない方はひざが伸びたまま歩いている。
  これで通用しちゃうんです。
  舗装されている、平らな道である、段差が少ない。
  だからほんのちょっとのつまずきで転倒してしまう。


  高齢者のような歩き方をされている方がほとんどなんです。


  足を使ってなければ、心臓は通常ポンプです、
  ももを上げて歩くことで、脚部に下りた血液を上に持ち上げるポンプになります。
  足を曲げなければポンプは心臓だけです。


  ということは、心臓に負担がかかっているんです。そういう体調の方はくちびるの裏側は青いです。
  紫色です。
  私の唇の裏はピンク色をしています。


  足を曲げない方は紫色です。
  中学生、高校生でも、運動能力の低い子は紫色をしています。
  そういう体調を見抜いてください。


  そして、体調を見抜いたら、その人が今どういう状態にあるかわかる。
  おまえ、ちょっと足の裏を見せて歩いてみい、
  あるいは膝を上げて歩いてみい、おまえ若いけど心臓病になるよ。

  講演依頼はシステムブレーン




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