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 ○自分を守る

  自分を守ってください

  2年ぐらい前、山手線で酔っぱらいがホームから転落したという事件がありました。
  韓国人留学生とカメラマンが2人で助け出そうとして、3人ともひかれてしまいました。


  あなた方が助けたいと思うこと、それは非常に大切な善意です。
  ところが、あなた方を助ける人はいないんです。
  まず自分を守って、最小限に被害をくいとめなければいけない。
  その最小限に被害をくいとめるというのはこういう感覚なんです。


  グローブは医務室に必ずあります。
  出血をしたときには、必ず着用するようにというお達しが出ています。
  感染というのは、本当に目に見えない。
  そのくらい用心して自分を守ってください。


  マクドナルドのコマーシャルで、手首の上20センチまで洗うのよ、といっている。
  ここまで洗って、お客様のため、自分のために準備をします。
  これは医者もそうです。


  手を使う作業のときには、汗や血の飛び散った空気飛沫という、
  飛び散ったものが20センチから30センチのところに到達しています。
  だから腕の上から洗う。
  指先を洗うのはもちろん当然だけど、この上まで洗う。
  飛沫があなたの腕の汗で逆流する場合、空気中に飛んでしまう場合があります。


  そういうふうにして応急処置が終わった選手が、
  出血をしている最中に、まだ試合をやりたい、
  戻りたい、レースに出たいといったときにどうするか。
  あなたと選手と話し合いは必要です。
  これによって、多くの人を危険にさらしてしまう。


  あるいは相手のチームを危険にさらしてしまう。
  おまえがキャリアじゃないとわかっていても、
  血液というのは雑菌を培養する栄養が残っているんです。


  もう1つ、鼻血が出た患者の正面には立たないようにしてください。
  くしゃみをした飛沫が眼球に入るとどうなるか? 
  口の中は唾液という殺菌能力の高いものがあります。


  眼球は、涙腺は、泣くと鼻に入ってきて、
  飲んだ瞬間に食道にもう直接行ってしまう。
  確かに食道の中も殺菌能力が高いですが、
  唾液よりは殺菌能力が低いです。


  ということは、眼球に飛沫が入ってそのまま嚥下、
  飲み込んでしまったら胃のなかで培養してしまう。


  鼻血の人には、真っ正面からは近づかない。
  横から鼻の頭を抑えるだけ、それだけで十分です。
  そういうふうにして自分を守るようなすべを持ってください。

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